長屋・連棟住宅の雨漏り対策と売却ガイド

長屋の雨漏りは
誰が修理する?
隣家との責任関係と
売却方法

「雨漏りの原因は隣の家かも?」 まずは原因と権利関係を確認。

長屋では、屋根・界壁・雨樋などが 隣戸と接続している場合があります。 雨水の侵入口と室内で雨漏りしている場所が 一致するとは限りません。

原因の調査、修理費の負担、 隣家との相談、修理前の売却方法まで 分かりやすく解説します。

雨漏り原因調査 隣家の責任 共有屋根・界壁 修繕費負担 現況買取

編集・運営:TSUBASAエステート
大阪・関西の長屋・連棟住宅直接買取

長屋の雨漏りと売却相談を案内する女性スタッフ
まず結論

長屋の雨漏りは、 発生場所だけで修理責任を 決めることはできません。

自宅の天井から雨漏りしていても、 原因が自宅の屋根、隣家側の屋根、 接続部分、雨樋、外壁など どこにあるかは調査が必要です。

修理費用の負担は、 原因となった部分の所有関係、 不具合の発生原因、契約・覚書、 共有物の規律等によって異なります。

雨漏りがある長屋でも、 修理前に現況のまま売却・買取を 検討できる場合があります。

01 / 雨漏りの原因

古い長屋で雨漏りが発生する6つの主な原因

01

屋根瓦・屋根材の劣化

瓦のずれ、屋根材や下葺き材の劣化、 棟部分の傷みなどが原因となる場合です。

02

隣家との屋根の接続部分

屋根の取り合い部分や板金の隙間から 雨水が侵入する場合があります。

03

外壁・界壁のひび割れ

外壁のひび割れや開口部周辺の 防水不良が原因となることがあります。

04

雨樋の詰まり・破損

雨水が適切に排水されず、 壁や軒先から浸入する場合があります。

05

過去の切り離し工事

隣家の解体後に露出した壁や 屋根の補修が不十分な場合があります。

06

増改築・設備貫通部分

後付け設備や配管周辺の 防水処理が劣化する場合があります。

室内で濡れている位置が、 屋外の雨水侵入口とは限りません。

天井裏や柱を伝って離れた場所に水が 現れる場合もあるため、目視だけで 隣家の責任と断定しないことが重要です。

02 / 雨水侵入のイメージ

長屋の雨漏りは接続部分が原因になることも

隣接した長屋の雨漏り確認ポイント

💧
Aさんの住戸

室内で雨漏りを確認

天井・壁・床の被害状況を記録

🏠
Bさんの住戸

屋根や接続部分を調査

原因があるかどうかは未確定

この図は概念図です。 Bさんに責任があることを示すものではありません。

連棟住宅は一戸ごとに屋根の形状や 接続方法が異なります。 雨漏りの原因は現況調査によって判断します。

03 / 原因調査

雨漏りが発生したら、まず何を調べる?

修理業者へ依頼する前に、 いつ、どのような雨で、 どこに水が現れたかを整理します。

雨漏りが発生した日時と天候 天井・壁・床の濡れた場所 雨量・風向きとの関係 屋根・雨樋・外壁の劣化状況 過去の補修や増改築の履歴 隣家の解体・修繕履歴

専門業者による目視調査や、 必要に応じて散水調査などを検討します。 調査方法は建物の状態に応じて選択します。

安全第一で対応してください。

雨天時の屋根への立入りや、 濡れた電気設備への接触は危険です。 無理にご自身で確認しないでください。

屋根や外壁が連続する長屋住宅の参考写真
04 / 修理責任と費用負担

長屋の雨漏りは、誰が修理費用を負担する?

雨漏りの修理費用は、原因箇所の権利関係、 損傷の原因、建物の管理状況、 過去の合意などにより判断します。

原因が疑われる状況必要な確認費用負担の考え方
自宅の単独所有の屋根が劣化所有範囲・劣化箇所原則として所有者の管理・修理を検討
共有物に該当する部分が劣化共有持分・修繕の種類・合意民法上の共有物の費用負担等を検討
隣家の単独所有部分が原因原因と損傷の因果関係管理責任・損害賠償等を個別判断
隣家の工事後に雨漏り工事前後の状態・施工内容施工との因果関係や契約を確認
原因が特定できない追加調査の必要性負担者を断定せず、調査と協議を優先
隣家側から水が入ったように見えても、 直ちに隣家が全額負担するとは限りません。

所有関係や原因が明らかでない段階では、 費用負担の判断を急がないことが重要です。

05 / 共有屋根・界壁

屋根がつながる長屋では「共有」とは限らない

長屋の屋根が一続きになっていても、 法律上の所有関係は一律ではありません。 界壁や屋根の権利を確認する必要があります。

法律上の共有物に該当する場合は、 民法251~253条等の 変更・管理・保存・費用負担の 規定が関係します。

土地・建物の登記を確認 設計図・建物図面を確認 屋根と界壁の接続状態を確認 過去の修繕の覚書を確認 工事が保存行為等に該当するか確認

共有物の保存行為は各共有者が 行うことができますが、 工事内容が保存行為に当たるか、 費用を誰がどれだけ負担するかは 別途確認が必要です。

長屋の共有屋根と雨漏り修理を案内するスタッフ
06 / 修理見積りのポイント

長屋の雨漏り修理費用は何で変わる?

01

原因調査費

調査方法、必要な作業、 アクセスのしやすさ等によって変わります。

02

屋根補修費

瓦・板金・下葺き材など、 補修対象と施工範囲によって変わります。

03

外壁・防水工事

ひび割れ、接続部分の処理、 防水工法によって変わります。

04

足場・養生

狭い路地や隣家との距離によって 仮設費用が増える場合があります。

05

室内の復旧工事

天井・壁・断熱材・下地等の 復旧費用が必要になる場合があります。

06

腐食・構造補修

長期間の浸水で部材が傷んでいると、 追加工事が必要になる場合があります。

見積書は「雨漏り修理一式」だけでなく、 工事範囲と補修方法を確認してください。

雨漏りは侵入口が複数ある場合もあり、 一度の補修で必ず解消するとは限りません。 保証や再調査時の対応条件も確認しましょう。

07 / 隣家との相談

隣家が原因かもしれない場合、どう伝える?

隣家へ相談する際には、 最初から責任を決めつけず、 確認できている事実を共有します。

雨漏りが起きた時期を伝える 写真や調査結果を共有する 原因調査への協力を相談する 修理範囲と見積書を確認する 合意した内容を記録する
伝え方の例

「雨の日に接続部分付近から 雨漏りが発生しています。 原因を確認したいので、 一度調査について相談させてください。」

原因や負担について意見が分かれる場合は、 建築士や雨漏り調査業者、 必要に応じて弁護士等への相談を検討します。

雨漏りの原因と隣家との相談について説明するスタッフ
08 / 隣家が空き家の場合

隣家が空き家で、所有者と連絡が取れないときは?

隣家が長期間空き家の場合、 雨漏りの原因調査や補修協議が 難しくなることがあります。

登記情報を確認する

土地・建物の登記事項証明書から 登記上の所有者を確認できる場合があります。

自治体に相談する

空き家の老朽化や落下物などの 危険がある場合は、 市区町村の空き家窓口へ相談します。

専門家へ相談する

所有者が不明で権利調整が必要な場合は、 法的手段の可否について相談します。

連絡が取れないからといって、 無断で隣家へ立ち入り、屋根を解体・修理できる わけではありません。

緊急時の安全確保と、 法律上の工事権限は区別して考えます。

09 / 火災保険

長屋の雨漏りは火災保険で修理できる?

補償対象となる可能性がある例

風災など保険契約で補償対象とされる 突発的な事故によって建物が損傷し、 雨水が侵入した場合などです。

補償対象外になり得る例

経年劣化、長年の維持管理不足、 契約で対象外とされる原因による 雨漏りなどです。

雨漏りがあれば必ず保険金が出る、 ということではありません。

保険証券、約款、事故原因、 免責金額等を確認し、 加入する保険会社へ直接相談してください。

10 / 雨漏り住宅の売却

雨漏りのある長屋は、修理しないと売れない?

雨漏りがあるからといって、 必ず修理してからでなければ 売却できないわけではありません。

一般の買主に売却する場合は、 建物の状態や修理費用について 条件を調整することになります。

不動産会社の直接買取では、 修理・改修の費用や取得後の利用可能性を 踏まえて現況買取を検討できる場合があります。

雨漏り箇所を把握している範囲で説明 過去の修理履歴も共有 屋根・共有壁・接道条件を確認 現況のまま買取価格を査定

TSUBASAエステートでは、 雨漏りのある長屋・連棟住宅も 個別に直接買取を検討しています。

雨漏りや老朽化がある住宅の買取相談を検討する参考写真

屋根を修理する前に、現況での買取価格を確認。

雨漏りがある長屋も、 まずは無料査定をご利用ください。

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11 / 修理か売却か

雨漏りを修理して売る?そのまま直接買取?

比較項目修理してから売却現況で直接買取
売却前の修理必要な工事を実施契約条件次第で省略可能
先行費用調査・修理費用が発生売主の修理費を抑えられる場合あり
価格状態改善が売却額に反映される可能性修理費・リスクを考慮した価格
期間工事期間と販売期間が必要条件が合えば短縮できる場合あり
隣家との調整工事内容によって必要になる売却時の権利確認・説明が必要
適したケース修理後の価値向上が見込める場合修理費を先にかけたくない場合
判断には修理費だけでなく、 売却後の手取り額も重要です。

雨漏り修理をしたからといって、 工事費の全額が売却価格に上乗せされるとは 限りません。

12 / 契約時の注意点

雨漏りのある長屋を売るとき、買主に伝えること

現在の雨漏り

どこで、いつ、どのような状況で 雨漏りしているかを整理します。

過去の修理履歴

過去の工事、再発の有無、 原因調査の結果などを説明します。

契約上の責任

不具合を踏まえて、 売買対象や契約不適合責任等の 取扱いを明確にします。

「現況有姿だから雨漏りを伝えなくてよい」 という理解は適切ではありません。

把握している雨漏り等の情報を適切に共有し、 契約内容との関係を確認することが 売買後のトラブル防止につながります。

13 / TSUBASAの無料査定

雨漏りがある長屋の直接買取相談は4ステップ

STEP 01

無料相談

物件所在地、雨漏りの状況、 売却希望をお知らせください。

STEP 02

物件調査

屋根・壁・建物・道路・ 権利関係等を確認します。

STEP 03

買取条件の提示

買取可能な場合、 価格と引渡し条件をご案内します。

STEP 04

契約・決済

条件にご納得いただいた場合に 契約・決済を進めます。

14 / FAQ

長屋の雨漏りに関するよくある質問15問

Q1. 長屋の雨漏りは誰が修理しますか?
原因箇所の所有関係、損傷原因、 契約等により異なります。 まず原因調査が必要です。
Q2. 隣家の屋根から雨が入っている場合は?
調査で原因と権利関係を確認します。 必ず隣家が全額負担するとは限りません。
Q3. 長屋の屋根は必ず共有ですか?
いいえ。構造的に接続していても 法律上の所有形態は物件ごとに異なります。
Q4. 修理費は隣家と半分ずつですか?
一律に半分ずつとは限りません。 共有持分、契約、原因等を確認します。
Q5. 雨漏りが起きたら最初に何をしますか?
安全を確保し、発生日時や場所を記録し、 必要に応じて専門業者に原因調査を依頼します。
Q6. 天井が濡れている位置が原因箇所ですか?
必ずしも一致しません。 雨水が屋根裏や壁内を伝って 別の場所に現れることがあります。
Q7. 火災保険で修理できますか?
原因と契約条件によります。 風災などで補償対象になる場合がありますが、 経年劣化等は対象外となり得ます。
Q8. 隣家に修理を依頼しても対応してくれません。
原因調査結果と依頼内容を整理し、 必要に応じて弁護士等に相談してください。
Q9. 隣家が空き家で所有者不明です。
登記情報等で所有者を確認できる場合があります。 無断で立ち入ったり工事を行ったりせず、 必要に応じて専門家へ相談してください。
Q10. 共有屋根を自分だけで補修できますか?
法律上の共有物に該当する場合、 工事が保存・管理・変更のどれに当たるか等で 必要な手続が異なります。
Q11. 雨漏りの原因が分からなくても査定できますか?
事前相談は可能です。 正式な買取条件は必要な調査を踏まえて判断します。
Q12. 雨漏りした長屋は売れますか?
売却できる場合があります。 仲介売却や現況での直接買取を検討します。
Q13. 修理せず売却しても大丈夫ですか?
買主と条件が合えば可能な場合があります。 雨漏りについて把握している内容を適切に説明し、 契約条件を確認してください。
Q14. 再建築不可の長屋に雨漏りがあっても買取できますか?
個別の条件によっては検討できます。 接道、建物状態、補修費、利用可能性等を調査します。
Q15. 雨漏りの写真だけでもLINE相談できますか?
はい。建物の所在地と、 雨漏りの発生場所が分かる写真があれば 相談時の参考になります。
公的資料・関連法令

雨漏りの修理・責任関係を調べる公式情報

e-Gov法令検索|民法

共有物の管理・保存・費用負担や 不法行為・売買契約に関する 基本的な規定を確認できます。

民法を確認 →

本記事は一般的な情報提供です。 雨漏りの原因、責任、修理費用、 保険適用、契約不適合責任などは 実際の調査結果と契約・法令により判断が異なります。

TSUBASAエステートの長屋直接買取相談スタッフ
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TSUBASAエステートは大阪市西区を拠点に、 大阪・奈良・兵庫・京都など関西の 不動産売却・直接買取相談に対応しています。

雨漏り、共有屋根、老朽化、 再建築不可の可能性、相続、残置物など、 長屋特有の事情を踏まえて 買取条件を検討します。

雨漏りのある長屋も無料買取相談 共有壁・屋根・接道・登記の確認 修理・解体前の現況査定 家具・荷物が残る物件も相談可能

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