長屋の隣家と
連絡が取れない!
売却や切り離しはできる?
隣家の所有者が見つからなくても、 ご自身の長屋の売却を 諦める必要はありません。
「隣の家が何年も空き家になっている」 「登記上の所有者に郵便が届かない」 「切り離しを相談したいのに連絡できない」
こうした場合に、何を調べ、 どこに相談すべきかを整理します。
編集・運営:TSUBASAエステート |関西の長屋・連棟住宅直接買取

隣家と連絡が取れなくても、 売却できる場合があります。
自分が所有する土地・建物を売却することと、 隣家を解体したり共有壁を変更したりすることは、 法律上異なる行為です。
長屋の一戸を売るために、 隣家の所有者全員から必ず同意を 得なければならないわけではありません。
ただし、共有名義・共有部分・借地権・ 私道などに関する制限がある場合は 権利関係の確認が必要です。
長屋の隣家と連絡が取れない5つのケース
長期間、空き家になっている
所有者が転居している、建物を利用していない、 相続が発生しているなどの可能性があります。
郵便が返送される
登記簿にある住所が現住所と異なる場合があります。 登記情報だけで所在を確定することはできません。
登記名義人が死亡している
相続登記がされていない場合、 現在の権利者を確認するために 相続関係の調査が必要になります。
複数の共有者がいる
共有者の一部に連絡が取れない場合、 工事や権利処分の内容に応じて 法的な対応を検討する必要があります。
連絡はできるが返答がない
所在不明とは異なる状態です。 協議内容を書面に整理し、 必要なら専門家へ相談します。
「返事がない」「住所が分からない」 「所有者自体が不明」は、それぞれ 必要な調査や制度が異なります。
隣家の同意がなくても、自分の長屋だけ売却できる?
ご自身が単独所有する長屋の売却について、 隣家と建物が接続していることだけを理由に 隣家の同意が必ず必要となるわけではありません。
しかし、一棟の建物が共有名義である場合、 借地上の建物である場合、 私道や共有部分に関する契約がある場合は、 売却できる範囲や必要な手続が変わります。


連絡先が分からない場合は登記情報を確認
土地・建物の登記事項証明書を 法務局で取得することで、 登記上の所有者や住所を確認できます。
住居表示と土地の地番は異なる場合があるため、 対象不動産を正しく特定することが重要です。
登記情報が分かっても、 所有者が現在その住所に住んでいるとは限りません。
登記名義人が亡くなり、相続人と連絡できない場合
長期間空き家の長屋では、 登記名義人が亡くなっているにもかかわらず、 相続登記が完了していないことがあります。
まず確認すること
登記上の名義人、共有者、相続登記の履歴など、 公開されている登記情報を確認します。
専門家へ相談すること
相続人の特定、戸籍・住民票等の適法な請求、 権利関係の整理などは、 司法書士・弁護士等への相談を検討します。
資料の請求には法令上の要件があり、 正当な目的や必要性が求められます。
隣家と連絡できない場合、共有壁の補修はどうする?
長屋では、界壁・屋根・基礎等が 隣戸と連続していることがあります。
ただし、建物が物理的につながっていることと、 法律上の共有物であることは別の問題です。
補修工事の前に、所有関係、工事範囲、 損傷状況、緊急性、費用負担等を確認します。

隣家と連絡が取れなくても、長屋の切り離しはできる?
切り離し工事は、単に自分の建物を取り壊すだけでは 済まない場合があります。 壁・屋根・基礎の接続状況により、 隣家の防水や構造安全性への配慮が必要です。
| 行為 | 確認事項 | 考え方 |
|---|---|---|
| 自分の長屋の売却 | 所有権・契約上の制約 | 隣家の同意が一律に必要とは限らない |
| 自分の建物の解体 | 構造・共有部分・法令 | 隣家への影響を事前調査 |
| 共有壁の撤去・変更 | 共有物の規律と個別合意 | 必要な同意や手続きを確認 |
| 隣家敷地での工事 | 民法209条等の条件 | 必要な範囲・方法・通知等を確認 |
| 隣家の建物を撤去 | 所有権と法的権限 | 連絡不能を理由に勝手に撤去できない |
切り離し工事の前に、現況での買取価格を確認。
解体・補修の費用をかける前に無料相談できます。
隣家が所在不明でも、工事のために敷地を使える?
民法209条では、一定の目的のために必要な範囲で、 隣地を使用できることが定められています。 建物等の収去・修繕や境界調査などが対象となり得ます。
所有者の所在が分からない場合には、 通知方法について通常と異なる取扱いが 問題になることがあります。
ただし、必要性・使用範囲・方法を検討し、 損害が最も少ない方法を選ぶなどの条件があります。 隣家の居住部分への立入りや、 他人の建物の撤去まで無条件に認められる制度ではありません。
現実の工事では、法的な使用権限や 工事方法について弁護士等へ確認することを おすすめします。
隣家の所有者が見つからない場合の法的な選択肢
所有者を知ることができない、 または所在を知ることができない建物について、 必要性が認められる場合は、 利害関係人の請求により、 裁判所が管理人を選任する制度があります。
この所有者不明建物管理制度は、 所在不明の所有者に代わり、 所定の範囲で管理を進める仕組みです。
利用には申立資格や必要性などの要件があり、 処分行為には裁判所の許可が必要となる場合もあります。

TSUBASAエステートが裁判所の管理制度を 代理して申立てるものではありません。
隣家が倒壊しそうな場合は、安全確保を優先
安全な場所から記録
外壁の落下、屋根の損傷、建物の傾きなどを 安全な位置から写真で記録します。
自治体に相談
市区町村の空き家対策窓口へ 建物の状態と周辺への影響を伝えます。
必要な専門調査
ご自身の長屋への影響がある場合、 建築士等による調査を検討します。
切迫した危険がある場合は、 まず安全な場所へ避難し、 消防・警察など適切な緊急窓口へ連絡してください。
隣家と連絡できない長屋|売却と切り離しの違い
| 比較項目 | 現況のまま売却 | 切り離して売却 |
|---|---|---|
| 工事 | 売主による切り離しを行わず売却検討 | 切り離し・補修等の工事が必要 |
| 隣家への影響 | 通常は切り離し工事を伴わない | 共有壁・屋根・基礎等への影響を調査 |
| 連絡不能の問題 | 売却の可否と権利関係を確認 | 工事の権限・通知等を追加で確認 |
| 費用 | 売買条件に応じた諸費用 | 解体・補修・調査等の費用が追加 |
| 再建築 | 既存建物の状態で売却 | 解体しても再建築可能とは限らない |
| 判断 | 現況買取価格と条件を確認 | 工事可能性と費用・売却額を比較 |
どちらが有利かは物件の構造・権利・市場需要によって 異なるため、金額を一律に判断できません。
隣家と連絡が取れないと、買取価格は下がる?
連絡不能の事実だけで、 一律に査定額が何%下がるという基準はありません。
一方、共有部分の補修や将来の利用に 追加費用・不確実性がある場合は、 査定の判断材料になることがあります。
TSUBASAエステートでは、 物件ごとの条件を確認し、 現況での直接買取を検討します。

相談前に整理したい8つの確認事項
資料がすべて揃っていなくても 無料買取相談は可能です。
長屋の無料買取査定は4ステップ
無料相談
所在地・隣家の状況・売却希望を確認します。
物件調査
土地・建物・道路・共有壁・登記等を確認します。
買取条件の提示
買取可能な場合は価格・引渡し条件をご案内します。
契約・決済
条件に合意した場合に契約・決済を進めます。
長屋の隣家と連絡が取れない場合のFAQ15問
Q1. 隣家と連絡が取れなくても長屋を売れますか?
Q2. 売却時に隣家の同意は必ず必要ですか?
Q3. 隣家の所有者を調べる方法は?
Q4. 登記上の住所に郵便が届きません。
Q5. 隣家の所有者が死亡していたら?
Q6. 隣家の共有者の一人だけが不明です。
Q7. 連絡できなくても自宅だけ解体できますか?
Q8. 共有壁を勝手に撤去できますか?
Q9. 隣家の敷地へ立ち入れますか?
Q10. 隣家が空き家で危険な状態です。
Q11. 所有者不明建物管理制度とは?
Q12. 自治体から隣家の電話番号を教えてもらえますか?
Q13. 連絡不能だと買取価格は下がりますか?
Q14. 解体せずに長屋を買い取ってもらえますか?
Q15. 隣家の情報がほとんどなくても無料査定できますか?
長屋・空き家問題の関連記事
所有者調査と隣家の管理に関する公式資料
法務局|登記事項証明書
土地・建物の登記事項証明書の取得方法。
法務局公式案内 →e-Gov|民法
隣地使用、共有物、所有者不明建物管理の規定。
民法を確認 →法務省|所有者不明土地・建物管理制度
管理制度の趣旨・要件等の解説資料。
法務省資料を見る →本記事は一般的な情報提供です。 隣家への立入り、共有物の変更、 権利者調査、裁判所の管理制度については、 個別の事実と法的要件によって判断が異なります。

隣家に連絡できない長屋も、現況から売却を検討。
TSUBASAエステートは大阪市西区を拠点に、 大阪・奈良・兵庫・京都など関西の 不動産売却・直接買取相談に対応しています。
隣家の所有者が不明な長屋、 共有壁がある連棟住宅、 再建築不可の可能性がある住宅など、 物件の条件を確認して 直接買取の可能性をご案内します。
※隣家所有者の所在調査や法的紛争の代理交渉を 必ず行うことを約束するものではありません。
隣家と連絡が取れないからと、 売却を諦めないでください。
隣家が空き家、所有者が不明、 共有壁が傷んでいる、切り離しが難しい。
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