長屋の隣家が空き家になったら?
放置・倒壊リスクと売却方法
隣の長屋が空き家でも、ご自身の長屋を売却できる可能性があります。
隣家の雨漏り、屋根の傷み、共有壁の劣化、所有者と連絡が取れない問題。長屋ならではの不安と対処方法を、売却の視点から分かりやすく解説します。

結論|隣家が空き家でも、長屋の売却を諦める必要はありません。
長屋の隣家が空き家になると、建物の劣化や共有壁の補修、将来の解体などが心配になります。しかし、隣家が空き家であることだけで売却が禁止されるわけではありません。
大切なのは、建物のつながり方、権利関係、隣家の状態、売却後の利用可能性を調べることです。一般の買主への仲介が難しい場合も、直接買取を検討できることがあります。
長屋の隣家が空き家になると、どんな問題が起こる?
長屋は隣り合う住戸が壁や屋根などを通じてつながっている場合があります。そのため、独立した戸建住宅とは異なる注意が必要です。
雨漏り・屋根の劣化
隣家の屋根や雨樋が傷むことで、自宅側に雨水の影響が及ぶ可能性があります。
外壁・共有壁の損傷
接続部分のひび割れや腐食などが、建物の維持管理に影響する場合があります。
建物の傾き・倒壊
著しい老朽化がある場合、部材の落下や倒壊の危険について確認が必要です。
害虫・動物の侵入
管理されていない建物では、害虫や小動物などが問題になることがあります。
所有者との連絡困難
補修や解体の相談をしたくても、隣家の所有者が分からない場合があります。
売却時の買主の不安
隣家の管理状態が購入判断や査定価格に影響する可能性があります。
長屋で特に確認したいのは、共有壁と屋根の接続部分です。
隣家が空き家でも、建物が構造的につながっている場合があります。壁の所有関係、雨仕舞い、屋根・基礎の連続性などを確認することが大切です。
- 壁が共有なのか、各戸で独立しているのか
- 雨漏りや亀裂が発生していないか
- 隣家の解体で自宅に影響がないか
- 過去の補修や取り決めが残っていないか

隣家が倒壊しそうな場合、まず何をすべき?
屋根材が落ちそう、外壁が大きく傾いているなど危険が疑われる場合は、無理に隣家の敷地へ立ち入らず、安全確保を優先してください。
状況を記録する
安全な場所から、ひび割れ、落下物、傾きなどを写真で記録します。撮影日も残しておくと状況の説明に役立ちます。
自治体の空き家担当窓口へ相談
危険な空き家については、所在地の市区町村の空き家対策担当窓口に相談できます。対応は個別の状況によります。
建築士等に安全性を確認
自宅の壁や屋根に影響が出ている場合は、建築士や施工会社等による確認を検討します。
緊急時は適切な窓口へ
今にも倒壊しそうな場合や人身への危険が切迫している場合は、消防・警察などへの連絡も検討してください。

隣家の所有者が分からない、連絡が取れない場合
長年空き家になっている場合、所有者が転居していたり、相続が発生していたりすることがあります。
登記事項証明書などから所有者の手掛かりを確認できる場合があります。ただし、登記上の住所が現住所とは限りません。
隣家への工事や権利調整が必要な場合は、司法書士・弁護士などの専門家への相談が適切なこともあります。
所有者と連絡が取れないからといって、勝手に隣家を解体・補修できるわけではありません。
隣家が空き家でも、自分の長屋だけ売却できる?
ご自身の所有する長屋を売却できるかどうかは、所有権、土地の利用権、建物の構造、道路条件などによって判断します。隣家が空き家であることだけを理由に売却が禁止されるわけではありません。
仲介で売却する方法
一般の購入希望者や投資家を探します。価格面で有利になる可能性がある一方、隣家の状態について説明や調査が必要になる場合があります。
不動産会社に直接買取してもらう方法
不動産会社が買主となり、現況や将来の補修費を踏まえて買取を検討します。一般の購入希望者が見つかりにくい物件でも選択肢になる場合があります。
隣家が空き家の長屋を売る前に確認したい7項目
- 自宅と隣家の建物の接続状況
- 雨漏り・外壁・屋根の損傷
- 土地と建物の登記内容
- 道路種別・接道状況
- 隣家との過去の取り決め
- 過去の修繕や被害の記録
- 売却後の引渡し条件
資料がすべて揃っていなくても、まずは所在地や現況を伝えて相談することができます。

隣家が空き家の長屋を、直接買取で相談する流れ
所在地と状況をお知らせください
隣家がいつから空き家なのか、建物に気になる箇所があるかなど、分かる範囲でお伝えください。
道路・建物・権利関係を確認
長屋の構造、接道、所有権、必要な補修などを調査します。
買取価格と条件をご案内
買取可能な場合は、価格や残置物・引渡しなどの条件を提示します。
ご納得のうえ契約・決済
条件にご納得いただけた場合に、売買契約と決済を進めます。
隣家が空き家になった長屋のFAQ
Q1. 隣家が空き家でも長屋を売却できますか?
売却できる場合があります。隣家の状態とご自身の不動産の権利・建物条件を確認します。
Q2. 隣家が老朽化していても査定できますか?
はい。老朽化の状況が分かる写真などがあれば、相談時にお伝えください。
Q3. 隣家の所有者が不明でも売却できますか?
可能な場合があります。ただし、共有部分や工事などに権利調整が必要な場合は、個別に確認します。
Q4. 隣家が倒壊しそうな場合はどうすればいいですか?
安全確保を優先し、市区町村の空き家担当窓口へ相談してください。切迫した危険がある場合は緊急窓口への連絡も検討してください。
Q5. 隣家の修繕費を負担しなければなりませんか?
負担関係は壁などの所有関係、損傷原因、契約や取り決めによって異なります。一律には判断できません。
Q6. 隣家の解体に同意する必要がありますか?
工事内容や権利関係によって異なります。構造上の影響や補修条件を確認せずに判断しないことが重要です。
Q7. 自分の長屋だけ解体できますか?
構造・権利・道路条件などによって異なります。切り離し工事が可能か専門的な調査が必要です。
Q8. 隣家が空き家だと査定価格は下がりますか?
隣家の状態が価格に影響する場合はありますが、立地や利用可能性なども含めた総合判断となります。
Q9. 再建築不可でも売却できますか?
売却できる場合があります。建替えの可否と現在の建物を売却できるかは別の問題です。
Q10. 雨漏りが起きていても買取相談できますか?
はい。不具合の内容を確認したうえで買取を検討します。
Q11. 隣家が空き家のままでも直接買取できますか?
物件の条件次第で可能です。隣家の所有者が必ず居住している必要はありません。
Q12. 相続した長屋でも相談できますか?
はい。相続登記や共有者の有無などを確認し、売却に必要な手続きを整理します。
Q13. 家財道具が残っていても大丈夫ですか?
残置物がある状態での買取条件を検討できる場合があります。
Q14. 相談にはどんな資料が必要ですか?
所在地、建物写真、登記資料、固定資産税関係書類などがあると確認しやすくなります。資料がなくても相談できます。
Q15. 査定後に売却を断ってもよいですか?
はい。価格と条件をご確認いただき、売却するかご判断ください。
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※買取可否・査定価格・引渡し条件は個別調査によります。
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