近鉄郡山駅前に立地した「asmo大和郡山」


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asmo大和郡山跡地に何ができるのか?大和郡山市と運営会社が締結した基本協定から、店舗付き公共駐車場+複合施設へ再整備される計画を、担当・松本が地域視点で詳しく解説します。
asmo大和郡山跡地とは何だったのか?
近鉄郡山駅前に立地した「asmo大和郡山」は、かつて地域の商業核として多くの人に利用されてきた商業施設です。地元の買い物や待ち合わせ、日常のちょっとした用事にも重宝されていたため、暮らしの中に「asmoがある風景」があった方も少なくないでしょう。
しかし、時代の変化や周辺整備の方向性などを受けて、施設としての転機が訪れました。施設を取り巻く環境が変わる中、市と所有運営会社が跡地活用の検討を進め、閉店・再整備に向けた動きが明らかになっています。
閉店後、跡地としての扱いが注目されていた中、市は「asmo大和郡山」所有者である運営会社との基本協定を締結し、跡地を再整備していく方針を打ち出しました。
このように、単なる“空き地化”ではなく、駅前の“公共空間と商業空間”の再編を見据えた大きなプロジェクトとなっているのです。
跡地計画の概要:何が変わる?
大和郡山市は、asmo大和郡山跡地を活用して、**「店舗付き公共駐車場」**という新しい施設を設ける方向で運営会社と基本協定を結んでいます。
主な協定内容としては、
- asmo大和郡山としてのテナント事業を継続する。
- 市が土地及び建物を取得する。
- 現建物を新たに「店舗付き公共駐車場」へ再整備。
- 駅前の再整備と連動して進める。
具体的には、跡地に立体駐車場やバスターミナル、さらにスーパーマーケットなど民間商業施設を備えた複合施設を計画中です。
そのため、利用者は「駐車場」の利便性向上だけでなく、買い物・サービス利用の選択肢が増えるというメリットも期待できます。
また、設計段階では、駅前広場や歩行者デッキ、バスロータリーといった公共施設との連携を重視。駅を中心とした回遊性・滞在性を高める施設構成が検討されています。
このように“駅前+駐車場+商業”という視点から、跡地が駅前空間の“延長”として再生されようとしているのが特徴です。
利用者・市民への影響とメリット
まず駐車場機能の強化は、地域住民・来訪者双方にとって嬉しい内容です。駅前の駐車場が整備されることで、公共交通利用前後の自動車アクセスや、観光・イベント時の駐車ニーズに対応しやすくなります。現在、市は令和8年度解体開始、令和10年度リニューアルオープンを目指す計画を発表しています。
商業機能再編についても注目。スーパーマーケット等を含む複合施設になることから、買い物利便性が向上する可能性があります。近くの商店街や生活圏にある買い物施設が減少傾向だった場合、このような施設再整備は暮らしの選択肢を増やすきっかけにもなります。なお、市議会では“買い物に困る”との声も出ており、フォローアップが議論されています。選挙ドットコム
さらに、駅前の公共空間整備(広場・デッキ)との連動も、歩きやすい街づくり・子育て世代や高齢者にも優しい環境づくりという観点で評価できます。住まいを探す際にも“駅近+利便施設+快適な公共空間”という条件が評価される時代。こうした再整備が住環境を押し上げる可能性を秘めています。
地域社会・まちづくりへの視点
このプロジェクトは、近鉄郡山駅 周辺整備事業の一環として位置づけられています。市は駅舎移設、駅前広場とデッキ整備、新たな駐車場確保などを進めており、跡地活用はその中核的役割を果たします。撮り鉄の鉄道ノート+1
駅前再整備が進むことで、商店街・飲食店舗・サービス施設・交通結節点など一帯の“回遊・賑わい”が期待されます。駅を拠点に“暮らす・働く・遊ぶ”がつながる空間づくりです。これにより、周辺地価・住環境にも波及効果が出る可能性があります。
一方、旧施設がなくなることによる“空白期間”や、移転・解体中の混雑・代替施設不足のリスクもあります。市民・利用者側としては、再整備期間中の生活動線・買い物手段・交通案内をチェックしておくことが大切です。
今後のスケジュールと注意すべきポイント
現時点で公開されているスケジュールでは、令和5年度に基本協定が締結され、令和6年度・7年度に設計協議・実施協定が予定されています。建物の解体開始は令和8年度、竣工・オープンは令和10年度を目指しています。
利用者としてチェックしておきたいポイント:
- 駐車場・バス/タクシー乗降場の配置はどう変わるか?
- 新商業施設のテナント内容・開店時期は?
- 解体・建設中の一時的な影響(騒音・交通規制・仮店舗)
- 駅前広場・動線変更によるアクセスの変化
- 地元商店街の支援・連携体制の有無
住まいや事業所を探す方にとっては、“将来予測”としてもこの整備情報を押さえておくと、タイミング・立地選びに有利です。
よくある質問(FAQ)
Q1:asmo大和郡山跡地に入る商業施設はいつオープンしますか?
A1:現在、令和10年度(2030年度)あたりを目標に竣工・オープンが計画されていますので、具体的なテナント情報や開業日は今後発表される予定です。
Q2:解体後、駐車場だけになるのでしょうか?
A2:いいえ、駐車場機能を含みますが「店舗付き公共駐車場」「商業・サービス併設」の複合施設として整備される予定です。
Q3:現在利用中のテナントはどうなるの?
A3:基本協定では、asmo大和郡山としてのテナント事業を継続することが盛り込まれています。ただし、移転・改装が伴う可能性もありますので、店舗ごとに案内をご確認ください。
Q4:駅へのアクセスは変わりますか?
A4:駅舎移設・駅前広場再整備などが計画されており、アクセス改善が見込まれています。徒歩・バス・駐車場・自転車動線などの整備が進行中です。
Q5:地域住民にとってのメリットは何ですか?
A5:買い物や交通利便性の向上、駐車場・公共空間の整備、街の魅力向上などが期待されます。また、住環境の価値上昇という観点でも注目です。
駅前再整備で暮らしはどう変わる?
asmo大和郡山跡地の再整備計画は、ただの建物の変わり目ではなく、「駅前の未来」「暮らしの場の刷新」を意味しています。
駐車場・商業・公共空間が一体化した複合施設になることで、地域住民・来訪者双方にとって利便性が向上し、街の魅力も高まるでしょう。住まいやライフスタイルを考える上でも、“駅前+施設+整備”というポイントを押さえておくと良いタイミングです。
私、松本もTSUBASAエステートとして、地域の変化を注視し、住まいや暮らしの観点から皆さまに役立つ情報を発信していきます。再整備の最新情報が出ましたら、またこちらのブログでお届けします。どうぞご期待ください。
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