離婚するか迷っている方へ
決断する前に子ども・お金・家について整理したいこと
「離婚した方がいいのか分からない」
「離婚したいと思う日もあれば、やめた方がいいと思う日もある」
「子どもやお金のことを考えると決断できない」
「離婚した後に後悔しないか不安」。
離婚するかしないかは、
不動産会社が決めることではありません。
ただ、
離婚を迷う理由の中に
「今の家をどうするのか」
「住宅ローンはどうなるのか」
「離婚後に生活していけるのか」
という現実的な不安が含まれているのであれば、
決断する前に確認できる数字や情報があります。
TSUBASAエステート営業本部長・村上諒恭が、
離婚をすすめることも引き止めることもせず、
迷っている段階で整理しておきたいことを
不動産実務の立場から分かりやすく説明します。
離婚するか迷うとき、最初に答えを出す必要はありません
離婚を迷っているときには、 「本当に離婚したいのか」 という気持ちだけでなく、 離婚した後の生活に対する不安も 同時に混ざっていることがあります。
たとえば、 「離婚したくない」のではなく、 「子どもの学校を変えたくない」 「今の収入で生活できるか分からない」 「住宅ローンを自分だけで払えるか分からない」 という不安が 決断を難しくしている可能性もあります。
反対に、 「離婚したい」という気持ちがあっても、 一時的な夫婦間の衝突なのか、 長く続いている問題なのかによって 考え方は変わります。
そのため、 最初から答えを一つに決めず、 何について迷っているのかを 項目ごとに整理してみてください。
「離婚するか迷う」人が検索する言葉から悩みを整理する
検索結果を確認すると、 離婚をまだ決断していない段階では、 手続より 「判断」 「後悔」 「子ども」 「生活」 に関する検索が多く現れます。
今回の中心となる検索意図です。
誰かに結論を求めたくなる段階の検索。
判断基準を探す検索。
気持ちと現実の間で迷っている検索。
決断後の生活や気持ちを心配する検索。
子どもへの影響や生活環境を心配する検索。
離婚後の生活費や財産を心配する検索。
持ち家・住宅ローンをどうするか考える検索。
法律上の問題を誰に相談するか探す検索。
結論を出す前後に何を確認するか探す検索。
「離婚したい理由」と「離婚できないと思う理由」を分けてみる
離婚を考えていると、 頭の中にさまざまな問題が同時に浮かびます。
そこで、 一度二つに分けて考えてみてください。
夫婦関係、 信頼関係、 生活上の価値観、 お金、 子育て、 暴力・威圧等、 「現在の結婚生活で困っていること」を整理します。
子ども、 生活費、 住む場所、 自宅、 住宅ローン、 仕事、 将来への不安など、 「離婚後に心配していること」を分けます。
この二つを混ぜると、 「離婚したいのか」 「離婚後が不安なのか」 が分からなくなりやすくなります。
離婚を決めることと、 離婚後の不安を減らすために情報を集めることは 別々に進められます。
離婚するか迷っているときに整理したい7つの視点
「子どものために離婚しない方がいい?」と迷っている場合
子どもがいると、 自分自身の気持ちだけでは決められないと感じることがあります。
ただ、 「子どもがいるから離婚するべき」 「子どもがいるから離婚しないべき」 と一律に答えることはできません。
子どものことを考えるなら、 離婚するかどうかだけではなく、 どちらの場合にどのような生活になるかを 具体的に比べてみてください。
親権、養育費、親子交流等について 個別の法的判断が必要な場合は、 弁護士等への確認が必要です。
「離婚したら生活できるか分からない」という不安は数字にしてみる
離婚を迷う理由が 「お金が心配だから」 という場合には、 漠然と考えるより 現在分かる範囲で数字を並べてみると整理しやすくなります。
| 確認項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 収入 | 給与、事業収入等、 自分自身で継続して得られる収入 |
| 住居費 | 現在のローン、 離婚後の家賃、 管理費、固定資産税等 |
| 生活費 | 食費、水道光熱費、通信費、保険等 |
| 子ども | 教育費、保育料、医療、習い事等 |
| 財産 | 預貯金、不動産、保険、有価証券等 |
| 負債 | 住宅ローン、自動車ローン、 その他借入れ等 |
養育費、婚姻費用、財産分与等については 法律上の制度が関係します。 具体的な権利・金額の判断は 弁護士等へ確認してください。
持ち家があるなら、離婚を決める前でも家の数字は確認できます
ここが、 不動産会社として特にお伝えしたい部分です。
「離婚するかまだ分からないのに、 不動産査定をしてもいいのだろうか」 と考える必要はありません。
査定は、 売却を決めた人だけのものではありません。
離婚後の生活を考える材料として 現在の家の価値を知ることもできます。
②住宅ローン残高
③登記上の所有名義
④住宅ローンの債務者・契約内容
この4つが分かると、 家を売るかどうかとは別に、 次のような可能性を比較しやすくなります。
- 住宅ローン残高
- 売却に必要となる費用
= 売却後に残る資金の目安
実際には、 査定価格がそのまま成約価格になるわけではありません。 そのため、 査定根拠や想定される売却方法も確認してください。
「離婚したらこの家をどうできるか知りたい」からご相談いただけます
現在の査定価格・住宅ローン残高・名義を整理すると、 売却する場合と住み続ける場合を比較しやすくなります。 査定を受けたからといって、 その場で売却を決める必要はありません。
離婚後も今の家に住みたい場合は「家の名義」と「ローン」を分ける
「離婚しても子どもの学校を変えたくない」 「今の家に自分と子どもが住み続けたい」 と考えることがあります。
その場合に確認するのは 誰が住むかだけではありません。
離婚したからといって 金融機関との住宅ローン契約が 自動的に住む人へ変更されるわけではありません。
借換え、 債務引受、 契約変更等を希望する場合には、 借入先金融機関への確認・審査が必要です。
住宅ローンについて詳しく 離婚したら住宅ローンはどうなる? ペアローン・共有名義・一方が住み続ける場合を詳しく解説しています。「家は夫名義だから自分には関係ない」と決める前に確認する
不動産の登記名義と 財産分与の対象範囲は 同じ問題ではありません。
婚姻中に夫婦の協力によって形成した財産であれば、 一方の単独名義の不動産であっても 財産分与の対象になり得ます。
一方で、 婚姻前から所有していた不動産や、 相続・贈与で取得した財産、 親族からの資金援助等がある場合には 個別確認が必要です。
不動産会社が確認できる中心部分は、 「今、その不動産が市場でどの程度の価値なのか」です。
財産分与の対象範囲や割合について争いがある場合は、 弁護士等への確認が必要です。
財産分与と家の価格について 離婚の財産分与で家はいくらで計算する? 査定価格・住宅ローン・現在価値の考え方を詳しく解説しています。離婚を決めていなくても弁護士へ相談してよい?
「まだ離婚すると決めていないから、 弁護士へ相談するのは早い」 と考えることがあります。
しかし、 法律上どのような選択肢があるのかを 知るために相談することもできます。
特に次のような場合は、 不動産会社ではなく 弁護士へ確認した方がよい領域があります。
大阪市では、 市内在住者向けに 離婚・養育費について 弁護士による無料専門相談も実施しています。
「弁護士へ依頼するところまでは考えていないが、 一度話を聞いてみたい」 という場合も対象として案内されています。
暴力・威圧・DVなど安全面に不安がある場合
相手からの暴力、 脅迫、 強い威圧等によって 安全面に不安がある場合は、 通常の「離婚するか迷う」という話とは分けて考えてください。
大阪府女性相談センターでは、 DVだけでなく夫婦・家庭内のトラブル等に関する相談窓口も案内されています。
緊急の危険がある場合には、 警察等への連絡を含め、 安全確保を優先してください。
離婚するか迷っている段階で避けたい進め方
誰かに「離婚した方がいいか」を決めてもらう
家族、 友人、 不動産会社、 インターネットの記事が 最終的な判断を代わりにすることはできません。
必要なのは、 判断材料を増やすことです。
家の価格を購入時価格だけで考える
住宅を購入したときの価格と 現在の市場価値は同じとは限りません。
住宅ローン残高を確認せず「家をもらう」と決める
家の価値だけでなく、 ローン残高と契約内容を確認してください。
所有権を変えれば住宅ローンも変わると思う
登記上の所有者と 金融機関との住宅ローン契約は別です。
共有名義の家を一人の判断で売れると思う
共有不動産全体を通常売却する場合は、 他の共有者の意思確認が必要になります。
法律上の対立を不動産会社だけで解決しようとする
不動産会社は 財産分与や親権について 法律上の代理交渉を行う立場ではありません。
今日からできるのは「結論」ではなく情報を集めること
離婚するかどうかを今日決めなくても、 判断に必要な情報は集められます。
村上から|家の不安が離婚の決断を難しくしているなら、家の情報だけ先に整理できます
離婚について悩んでいる方へ 不動産会社から 「離婚した方がいい」 「家を売った方がいい」 と結論を出すことはできません。
ただ、 「離婚したら家を失うのでは」 「住宅ローンだけ残るのでは」 「今の家に住み続けられないのでは」 という不安が決断を難しくしているのであれば、 その部分については 事前に数字を確認できます。
家がいくらなのか。
ローンはいくら残っているのか。
誰の名義なのか。
売った場合はいくら残る可能性があるのか。
一方が住み続けるなら 何を金融機関へ確認しなければならないのか。
ここまで分かれば、 少なくとも 「家について何も分からない」 という状態からは前へ進めます。
その情報を持ったうえで、 必要であれば弁護士等にも相談し、 ご自身で今後について考えていただくことができます。
売るか決めていない段階でもご相談いただけます。 まず現在の査定価格・住宅ローン残高・所有名義を整理し、 売却する場合・住み続ける場合の情報を比較します。
離婚するか迷うときのFAQ
離婚するか迷っているときは、まず何をすればよいですか?
離婚した方がいいかどうか村上さんに相談できますか?
まだ離婚すると決めていなくても不動産査定できますか?
子どもがいる場合は離婚しない方がよいですか?
離婚した後に生活できるか不安です。何を確認すればよいですか?
夫名義・妻名義の家でも財産分与に関係しますか?
家を売れば住宅ローンを完済できるかどうやって調べますか?
離婚後も今の家に住み続けられますか?
離婚すれば住宅ローンも相手名義へ変更できますか?
離婚するか決めていなくても弁護士へ相談できますか?
相手が家の売却に反対している場合はどうすればよいですか?
離婚前に家を売った方がよいですか?
相手から暴力や強い威圧がある場合も先に家の話をした方がよいですか?
離婚するか迷っている段階でTSUBASAエステートへ何を相談できますか?
制度・相談先について確認した主な公的情報
大阪市「弁護士による離婚・養育費に関する無料の専門相談」
離婚・養育費について大阪弁護士会所属弁護士が相談に応じる制度。
大阪府「大阪府内の配偶者暴力相談支援センター」
DV等についての相談窓口。
大阪府「相談窓口」
配偶者・恋人からの暴力、夫婦・家庭内トラブル等に関する相談窓口。
本記事は一般的な不動産売買・離婚関連情報を整理したものです。 離婚するかどうかの判断、親権、養育費、財産分与、 慰謝料、DV、調停・裁判等については、 必要に応じて弁護士・公的相談機関等へご確認ください。 住宅ローン契約は金融機関、 登記は司法書士、 税務は税理士・税務署等への個別確認が必要な場合があります。
売るか決めていない段階でもご相談いただけます。
現在の査定価格・住宅ローン残高・所有名義を整理し、
売却する場合・住み続ける場合について
不動産の観点から確認します。

担当/村上 諒恭

役職:営業
資格:宅地建物取引士
大阪市を中心に、不動産売買・賃貸・買取・管理を担当している村上です。
お客様一人ひとりの状況に寄り添い、最適なご提案を心がけています。
スピード感のある対応と、丁寧なご説明で安心してお取引いただけるよう努めています。
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